トップ > 防災情報 > 災害時相互応援協定

災害時相互応援協定

更新日: 2013 年 01 月 31 日

東京都足立区と締結

佐々木町長(左)と石川義夫足立区副区長(右) 町は東京都足立区との間に災害時相互応援協定を締結しました。
協定はお互いのいずれかで地震、水害、火災等の大規模災害が発生し、被災者救護等の応急措置の実施に困難が生じた場合の「被災者の救出」、「医薬品や食糧等の物資の提供」、「避難者を一時収容するために必要な施設の提供」、「応援職員の派遣」など、必要な事項を定めるものとしています。

 東日本大震災では、町が災害復旧等、膨大な業務の処理に追われる中、4500件に上る罹災家屋調査申請への対応が極めて困難な状況になったことから、東京都へ応援を依頼、足立区は職員10人を派遣して、一週間に渡る罹災調査への業務支援を実施しました。このことで、いち早い罹災証明書の発行や義援金の配分などが可能となりました。
昨年7月に佐々木町長が足立区に御礼のあいさつに出向いた際、区長へ協定の締結を提案し、町の防災管財課と区の災害対策担当課との間で具体的な内容について協議を重ねてきました。
 この間、町は昨年11月の仙台・宮城『食と観光』首都圏大キャラバンに参加しながら、足立区役所内で支援に対する感謝のメッセージを伝えるとともに、特産品の配布を行うなど、食材と観光面で「安全・安心」を強く首都圏に発信しました。
 平成24年2月8日(美里町近代文学館)の締結式には足立区副区長の出席をいただき、緊急時だけではなく、日ごろの教育や文化、産業面での交流促進を確認し合いました。

 町では今後、他の自治体とも協定を締結し、災害時における相互支援体制を構築していく考えです。