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猫を飼うには

更新日: 2024年 10月 15日

 猫はペットとして飼われることが多く、人々に「癒し」や「喜び」を与える存在となっています。
 一方、「野良猫に餌を与えている人がいる」や「自宅の庭や畑に糞尿されて困っている」等の猫に関する苦情や相談が、役場に多く寄せられています。
 猫を飼う前に以下の点に注意し、猫と人が安心して共存できるまちづくりを目指しましょう。

飼い主の方が気をつけること

@猫は室内で飼いましょう
 猫のトラブルの多くは、猫を屋外で自由に行動させることが原因です。場所を問わず糞尿したり、勝手によそのお宅に侵入したりすることでトラブルが発生することがあります。

A名札をつけましょう
 もしも猫が屋外へ逃げ出した場合、名札があれば飼い主の元に戻ってくる可能性が高まります。
 また、マイクロチップの装着も効果的です。気になる方は『犬と猫のマイクロチップ情報登録について』【環境省】(外部リンク)をご覧ください。

B不妊去勢手術を受けさせましょう
 猫はとても繁殖力の高い動物です。一度の出産で子猫を4〜5匹生みます。不幸な命を増やさないためにも、動物病院で不妊去勢手術を受けさせてください。

C一度飼い始めたら、最期まで飼い続けましょう
 猫の寿命は一般的に12〜18才と言われています。猫の飼育を考えている方は、12〜18年後のご自身の年齢や引き取り先等を検討しましょう。

D猫が好きな人ばかりではないことを知っておきましょう
 近隣住民の方にも猫が嫌いな方はいます。また、アレルギーで猫に近寄れない方もいるはずです。
 近隣の方への配慮やコミュニケーションを怠らないようにしましょう。

野良猫に餌を与えている方へ

「かわいいから」「かわいそうだから」というだけで、猫に餌を与えていませんか?
餌を与えることによって、たくさんの猫が集まってきます。

その結果…
・「畑や庭に糞尿された」「愛車を傷つけられた」等の近隣トラブルが発生してしまう
・猫同士の接触やけんかを通じて、感染症が流行しやすくなってしまう
・繁殖を繰り返し、猫が増え続けてしまう
・妊娠や出産を繰り返しで、母体に負担がかかり衰弱してしまう
・道路等に出歩く猫が増え、車にひかれるリスクが高くなってしまう

等々の問題が起こる可能性があります。野良猫に餌を与える場合は、不妊去勢をしてから愛情と責任をもって飼い主として世話をしましょう。

 飼い主のいない猫の不妊手術に対する助成制度【宮城県獣医師会】(外部リンク)

猫が寄りついてお困りの方へ

猫が畑や庭に入りこみ糞尿をするのは、その場所が猫にとって快適な場所だからです。

猫をどうしても寄せたくない場合は…
・香りの強いハーブ等の植物を猫の通り道に植える
・コーヒー粕やどくだみ茶等の茶殻、飲用酢を散布する
・市販の忌避剤を使用する
をお試しください。
※必ず効果があるとは限りません

お問い合わせ先

町民生活課
電話 0229-33-2114