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美里町下水道基本構想(結果報告)

更新日: 2011 年 05 月 16 日

「美里町下水道基本構想」の策定等の結果を報告します

パブリックコメント手続の実施状況
計画等の案件名 美里町下水道基本構想
予告日 平成21年 8月15日(土)(公表日の17日前)
公表日 平成21年 9月 1日(火)
意見提出(公表)期間 平成21年 9月 1日(火)〜 9月15日(火)(15日間)
意見提出人(団体)数 1人
意見提出件数 1件(うち有効件数 1件)
意見により案を修正 無し
意見再募集の予定 無し
計画等の意思決定月日 平成21年 9月28日(月)
提出された意見の内容
NO. 項 目 ご意見・ご提言等の内容 町の考え方
計画人口について 人口計画についてコーホート要因法及び社人研推計値を参考に22,300人としているが,相関関係が0.9926の一次式を使うのが,順当と考える。32年予測人口は18,000人とすべきではないか。 美里町全域の一次式による平成32年度の推計値は23,617人で,社人研推計値に近似しており,22,300人の採用値に,大きな問題は無いと考えます。
計画汚水量原単位について 原単位について「流域関連公共下水道全体計画」よりとなっているが,実績を積み上げて,もう一度検討すべきではないか。 「美里町流域関連公共下水道全体計画」の原単位は,近年の水利用の実績値から将来値を推計していますので,妥当な数値と考えます。
費用関数について マニュアルを使用すれば,簡単であるが実態を反映しているといえるでしょうか。実績を積み上げ実態に近づけないのか。 国土交通省のマニュアルは平成20年9月に見直され,費用関数についても最近の実態に沿うように改定されました。費用関数については,客観的,かつ全国的に共通認識で比較できる,マニュアル値を用いました。
整備手法の選定について 何故,下水道事業や農業集落排水に固執するのですか。各家庭の自主性や自由な時期に合わせるために,個別処理についても検討すべきではないか。 基本的に経済性を比較して,集合処理・個別処理の区域を選定しています。集合処理区域では,各戸の浄化槽等の管理の負担を減らすためにも,集合処理で汚水処理した方が適切と考えます。
下水道特別会計の健全持続計画について 現在は赤字になってないのだろうが,今後の財政健全持続をこの構想に示しておく必要があるのではないか。 この計画では,経営状況等の検討は行いませんが,今後とも下水道事業の財政健全化に務めて参ります。
流域下水道・農業集落排水事業の財源について 都市計画税を徴収している区域と,していない区域を同列に扱わず,事業毎に財源を別にしてください。 この計画では,事業の財源等についての検討は行いませんが,公共下水道の区域で事業を実施する際は,事業費の一部に都市計画税が充当されます。
雨水処理について 下水道は,汚水処理だけではなく雨水処理も考えるべきで,今回の計画に雨水排水に関する項目を入れて欲しい。 この計画は,効率的な汚水処理施設整備の検討なので,雨水処理について本計画において検討は行いません。
水質環境達成レベルの確認について 下水道の主な効果・目的として水質環境基準の達成が上げられるが,河川水域の環境レベルを把握せずに,事業優先の結論付けは迷惑です。 国土交通省が作成した,マニュアルを基に効率的な汚水処理施設整備の検討を行っておりますので,水質等の検討は行いません。
その他 南郷処理区について,鳴瀬川を渡して流域下水道に接続できないか。 南郷地域は4箇所の処理区があり,全て汚水の流送方式が真空方式です。一つに集約する事は難しく,流域下水道との接続は現在考えておりません。