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平成20年度事務事業評価(結果報告)

更新日: 2011 年 05 月 16 日

「平成20年度事務事業評価」の策定等の結果を報告します

パブリックコメント手続の実施状況
計画等の案件名 平成20年度事務事業評価
予告日 平成20年9月1日(月)(公表日の15日前)
公表日 平成20年9月16日(火)
意見提出(公表)期間 平成20年9月16日(火)〜10月6日(月)(21日間)
意見提出人(団体)数 1人・−団体
意見提出件数 9件(うち有効件数9件)
意見により案を修正 無し
意見再募集の予定 無し
計画等の意思決定月日 平成21年3月26日(木)
提出された意見の内容
NO. 項 目 ご意見・ご提言等の内容 町の考え方
図書館サービス事業(p15)と資料収集・保存整備事業(p19) 「図書館サービス事業」と「資料収集・保存整備事業」を一本化して「図書館事業」としてはどうか。
「図書館事業」一つでよいと思うのですが、なぜ「図書館サービス事業」(p15)と「資料収集・保存整備事業」(p19)とを分けて記載されているのでしょうか。調達−使用−保存−廃棄は一連の流れですので、ひとまとめのほうが分かりやすいです。現に事業成果を呼称は異なってはいますが同じ値(貸出総点数と年間貸出数)で計測されていますし、p20の「資料収集・保存整備事業」の有効性では図書館サービス事業の有効性について述べられています。分けるなら別々の指標を設けなければ事業の効果を計測できません。
<近代文学館>
 図書館の役割として、「利用者サービス」と「資料を次代に残す」という2面があると考え2つに分けましたが、「資料収集・保存整備事業」の指数評価は難しく、サービス事業と同様になってしまいました。ご指摘のとおり、1つにまとめた方がわかりやすいと思います。「目的」「手段」のところに、資料についても項目を設けることで整理します。
保育所・保育園運営事業(p107) 効率性の項の1行目は、削除してはどうか。
効率性の項に「ISO(環境マネージメントマニュアル)」と書かれていますが、間違いではないでしょうか。確かに環境マネジメントでも長い目で見てコストダウンになるところもでてきますが、これを一般の経費削減につなげるには無理があると思います。
マニュアルは手順を標準化し、効果を継続させるために作成します。いかによいマニュアルを作るかはPDCAサイクルをまわすしかないと思います。マニュアルの完成を待っているような記述がされていますが、他人任せの感じがします。
<子育て支援課>
 ここでISOを標記したのは、省資源・省エネルギーを通じて経費節減につなげていくという職員全体の意識改革の共通ツールとしての意味合いです。
 なお、マニュアル作成については、現在進行中ですが、当課も含めた各課の代表で構成するプロジェクト会議において作成しています。
農業委員会だより発行等情報宣伝事業(p125) 発行部数を見ると全世帯に配布しているようですが、関係する世帯だけに配布して経費を削減していただきたい。
我が家は非農家ですが農業委員会だよりが配布されています。農業委員会だより第2号〜第4号の内容は、農業に関係ない我が家で役に立つ情報はなに1つなく、ゴミが増えただけでした。
<農業委員会事務局>
 農業委員会だよりの発行については、平成21年度より全戸配布から農家世帯のみの配布とし、また、発行回数を年2回に増やして、内容を充実した発行にしたいと考えています。しかしながら、農業委員会だよりで周知できない緊急を要するもの、さらには恒常的なものについては、町の広報誌を活用し、対応したいと考えています。
地域情報化推進事業(p157) ハード(サーバー、光ファイバの敷設)については進んでいるようですが、更新されてないページが見受けられソフト面(コンテンツ及びその管理)の遅れを感じます。
例えば、本日(平成20年10月6日)現在の例規集の頁は平成18年10月1日の内容です。ちなみに近隣の市町村の例規集は、大崎市が平成20年7月1日現在、涌谷町が平成20年6月28日現在、登米市が平成20年7月3日現在のものがそれぞれインターネットで閲覧できます。美里町は1年半以上前のもので大幅に遅れているのが現状ですので、改善が必要です。
<総務課>
 例規集のインターネット上への更新については、その都度速やかに対応していきます。
ISO14001事業(p169) 前年度から何が進展したのかわかりません。
標準化関連の仕事の経験がありますのでISO 14001はわかりますが、この事業名では何を行おうとしているのかわかりません。認証取得を目的としているのではないですね。
この事業は、職員を対象とされていますが、上位の基本方針は「くらしやすさを実感できるまちづくり」です。職員だけの活動でなく「まちづくり」の中での環境保全・美化推進活動でなければ、上位の方針と合いません。
平成18年度から継続されている事業で、3年目の平成20年度で目的・目標設定とか、内部体制の確立などまだ仕組み造りの段階では、いつ完成するか分かりません。人的資源を投入してないということは、優先度も重要度も低いということですので、中止してはどうでしょうか。
<総務課>
 本事業は、環境に配慮して事務事業を実施していくことを目的にしています。
 ISO14001については、旧小牛田町において認証取得した経験がありますが、審査登録機関の認証審査は多額の費用を要するため、美里町では認証取得ではなく、規格適合の自己宣言を目指しています。
 平成19年度はシステム構築のための事前準備を行いましたが、平成20年度は各課の代表で構成するプロジェクト会議を7回開催し、美里町としてのマニュアルを作成しており、平成21年6月からの運用を目指しています。また、環境に配慮したまちづくりを進めていくため、まずは町職員が率先して取り組んでいきたいと考えています。
例規システム運用事業(p201) 更新されるまでの平均日数の実績が60日とありますが、前述のようにインターネット上の例規集は1年以上更新されていません。町民へも同時に情報提供するようにしてください。 <総務課>
 更新までの日数については、最新情報をシステムへ反映するまでに必要な日数であることから短縮はできませんが、インターネット上への更新については、その都度速やかに対応していきます。
議会会議録の作成・公開事務(p207) 20年度予算が大幅にアップしたことについて評価シートの中で説明がほしかった。
時間当たりの単価をアップについては、妥当な単価だと思うが一般的な納期は中3日だと思う。大幅なスピードアップを期待しています。
<議会事務局>
 平成20年度予算が大幅にアップしたことについて、平成18・19年度決算は入札による単価での実績であり、平成20年度予算は、入札を行うための参考見積もり単価により積算した金額であるため、一概に比較はできないものと考えています。また、近年の物価高騰の影響なども要因の一つと考えられます。
 美里町議会では、1定例会あたりのテープ記録時間が平均25時間となっています。議会の会議録については、美里町議会会議規則第89条の規定により全文記録と定められており、反訳を業者に委託しています。また、調製するにあたり事務局長が2回の校正を行い、議会終了後40日程度で納品されています。なお、納期の全国平均は、1定例会あたり53.9日間です。
その他 政策評価指数は、上位の基本方針を受けた政策と対応しないものが見受けられます。今後見直すとのことですが、その政策の継続又は中止を判断することができるような指数を是非設けていただきたい。 <総務課>
 できる限り適切な指標を設定できるよう努めます。
その他 パブリックコメントを募集するときは、およそ15日前に「広報みさと」等で予告することになっています。9/1発行の「広報みさと」に予告の記載はありましたが、「パブリックコメント」という表現ではなかったので見逃してしまいました。用語は、統一してください。 <総務課>
 今後、広報みさとに掲載する際には、「パブリックコメント」であることがわかるよう配慮します。