更新日: 2011 年 05 月 16 日
急な災害時に、どんな事態が起こるかを予測することは簡単ではありません。
特に大災害時には救急車の到着が遅れたり、場合によっては災害現場に到着できないこともあります。
被災現場では、切り傷、打撲、骨折、火傷等さまざまな負傷が考えられます。
そんな状況下で、役に立つのは事前の知識と周囲の協力です。
いざというときはもちろん、日常生活でも活かせる応急手当てのポイントを覚えておきましょう。
出血部分に清潔なガーゼを当ててその上から手で圧迫する。ガーゼがない場合は、重ねたハンカチやタオルでもOK。
ビニール袋等を使用し、感染防止のため血液に直接触れないようしましょう。
・流水で冷やす。患部に強い水圧をかけないように注意しましょう。
・水ぶくれは破らない。
・衣服の上から火傷した場合は、無理に脱がさずそのまま冷やす。
・冷やした後は患部を保護して、医療機関で治療を受けましょう。
骨折している部分に添え木をあて、ひもや手ぬぐい、タオルなどで固定する。
適当な添え木がない場合は、板や、雑誌、傘、段ボールなど周囲にあるものでもOK。