火災による被害をなくすためには、日頃から火災が起きないように注意することが重要です。また被害を最小限に抑えるために、万が一出火したときにどのように行動すべきかを家族や地域の方々と確認しておくことも大切です。
乾燥し、火気の使用機会が増える冬場は特に火の元に注意しましょう。
火災防止のため次の点に特に注意しましょう。
「コンロから離れない」
・コンロの周りに燃えやすいものを置かない。
・コンロから離れるときは必ず火を消す。IH調理器具の発火もあります。
「ストーブ周りの整頓」
・家具、布団、衣類等のそばにストーブを置かない。
・ストーブの近くに洗濯物を干さない。
「その他の防火対策」
・寝タバコ、ポイ捨てはしない。
・子どもの火遊びに注意。
・放火予防のため、建物の周りに燃えやすいものを置かない。
・放火予防のため、ゴミは指定日の朝に出す。
火災の発生、出火を確認したときは、「通報」、「初期消火」、「避難」の原則を踏まえて行動しましょう。
「すばやく知らせよう」
・「火事だぁ」と大きな声で叫び、周囲に知らせる。
・小さい火事だと思っても、119番に通報する。
「広がる前に初期消火」
・消火器等を使用し燃え広がる前に消火する。
・消火器がない場合は、シーツやバスタオルをぬらして手前からかぶせる。
天井まで火が燃え広がったときは無理せず早めに避難しましょう。