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「中学生戦争・被爆体験講演会」を開催しました

更新日: 2019 年 02 月 20 日

ナガサキを伝える

 11月26日、27日に町内の中学校において、厚生労働省の被爆体験伝承者等派遣事業を活用した「平成30年度中学生戦争・被爆体験講演会」が開催されました。長崎県から家族・交流証言者の平田周さんにお越しいただき、祖父や母の体験についてご講話いただきました。改めて今の生活が恵まれていることや命の尊さに気づく機会になり、後世に伝えていきたいという中学生の声が多く聞かれました。

■平田 周(ひらた・しゅう)
 1958年、長崎市生まれ。原爆俳人松尾あつゆきの長女みち子の長男。81年、長崎大学経済学部卒業。現在、長崎県西彼杵郡長与町内で小・中学生向けの学習塾運営の傍ら、祖父や母の被爆体験の継承に力をそそいでいる。
 編著に『松尾あつゆき日記』(長崎新聞社)、復刊『原爆句抄』、著書に『このかなしき空は底ぬけの青』、原著に『子らと妻を骨にして』(ともに書肆侃侃房)がある。