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ネット通販を楽しむために

更新日: 2011 年 05 月 16 日

インターネット通信販売の7つのチェックポイント

インターネットの急速な普及によって、インターネットを利用した通信販売がどんどん盛んになっています。
 しかし、それにともなったトラブルも急増し、相談の件数も多くなってきています。
 インターネット通販では、カタログやダイレクトメール、チラシなどの広告にあたるものが、通信販売会社のホームページになります。購入にあたっては、ホームページに記載されている販売条件をよく読み、下のチェックポイントを確認した上で注文するようにしましょう。
 また、オンラインマークも信頼できる通販会社選びの目安になります。じょうずに利用しましょう。

ポイント1:【ネットショップの身元を確認する】
 会社名、会社代表者名(担当責任者名)、所在地、電話番号などがホームページにはっきりと書かれているか確認しておきましょう。

ポイント2:【いくらかかるか計算する】
 価格はいくら?送料は?振込手数料の負担はどっち?かかる費用はトータルできちんと把握しておきましょう。

ポイント3:【返品条件を調べておく】
 返品できるのかどうか?できるとしたら条件は?返送料の負担はどっち?分かりにくいときはメールや電話で納得できるまで確認しましょう。

ポイント4:【決済方法をしっかり選ぶ】
 カード払いの場合は、セキュリティを確認してから。電子決済は規約をしっかりと読んでおきましょう。

ポイント5:【細かい条件もプリントアウト】
 インターネット通販では、ホームページ上に書かれていることが、そのまま契約の条件となります。納期や代金支払いの時期などの細かい条件も含めて、申し込むときは必ずプリントアウトしておきましょう。

ポイント6:【届いた商品はすぐに確認する】
 商品違い、傷や汚れなどの商品不良がないかどうか、商品が届いたら、すぐに確認しましょう。問題があるときは速やかに会社に連絡し、交換の方法などについて話し合いましょう。

ポイント7:【控えは必ず保存する】
 万が一、支払いや返品に関して、会社側と言い分が食い違うようなトラブルが生じたとき、スムーズに事実が証明できるように、支払いや返品などの控えは必ず保存しておきましょう。

○オンラインマークも目安にしましょう
 オンラインマーク制度は、社団法人日本通信販売協会と日本商工会議所が運営機関となり、平成12年6月からスタートしています。
 この制度は、消費者の皆さんがインターネット通販を利用する際に、適正な販売業者かどうかを判断する目安としてもらうためのものです。
 近年の急激なインターネット通販の増加にともない、消費者の方々の苦情も増加の傾向にあるという状況を受け、みんなが安心して利用できる環境づくりのために導入されました。
 オンラインマークの付与の対象となっているのは、事業の拠点が日本国内にあり、原則として起業1年以上の販売業者です。その上で、申請のあった販売業者のホームページに関して、販売条件などが法律にそって記載されているか、誇大や不適切な広告表現がないかなどについて審査を行い、適正であればマークが付与されます。
 アクセスした販売業者のホームページにオンラインマークを見つけたら、クリックしてみましょう。その販売業者の情報が表示されます。この情報は、運営機関から提供されているもので、販売業者のホームページに記載されている内容と照らし合わせて、違いがないかどうかを確認しましょう。違いがなければ、その販売業者はオンラインマークを正式に付与されている事業者です。
 正しくない場合は、事業者情報が表示されなかったり、「未登録事業者」の画面が表示されます。