トップ > 仕事・産業 > 平成23年産の「稲わら」など 利用自粛要請の解除について

平成23年産の「稲わら」など 利用自粛要請の解除について

更新日: 2011 年 10 月 07 日

平成23年産の「稲わら」について利用自粛要請が解除されました。

 宮城県は平成23年産の稲わらについて県内を6地域(大河原・仙台・大崎・栗原・登米・石巻)に分け、各地域ごとに3点以上を調査し、調査地点すべてで暫定許容値を下回った場合、地域ごとに利用自粛要請を解除することになりました。
その調査結果が10月5日に公表され、大崎地域の調査地点すべてで不検出となり、暫定許容値(300ベクレル/s)を下回っている事が確認されたので、美里町を含む大崎地域で稲わらの給与及び敷料、土壌改良資材としての利用自粛要請が解除されました。

原発事故後に収集された汚染稲わらが給与・利用されていない「牛ふんたい肥」について、利用自粛要請が解除されました。

宮城県は原発事故後に収集された汚染稲わらが給与・利用されていない牛の排せつ物を原料とした牛ふんたい肥の製造所や畜産農家がある市町村を対象に,県内それぞれの市町村で3か所を抽出して検査を行ないました。
その調査結果が9月14日に公表され、当町の調査地点ではすべて検出限界未満となり暫定許容値(400ベクレル/kg)以下であることが確認されたので、美里町で製造された牛ふんたい肥の出荷・施用について利用自粛要請が解除されました。
汚染稲わらを給与・利用したもの以外は施用・出荷が可能PDFファイル(289KB)

牛ふんたい肥
(測定分析機関 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 測定日平成23年9月13日)
美里町 採取日 放射性セシウム ベクレル/kg
検体1 平成23年9月6日 検出限界未満
検体2 平成23年9月6日 検出限界未満
検体3 平成23年9月6日 検出限界未満
※測定機器:NaIシンチレーションスペクトロメーター
※検出限界値:セシウム134及びセシウム137の合計量について50ベクレル/kg以下

■その他の粗飼料
宮城県内で収穫・調整された平成23年産の「発酵粗飼料用イネ」および「もみがら」についても利用自粛要請が解除されました。
■問合先 産業振興課 TEL.0229-58-2374