家具等の転倒防止は万全ですか
更新日： 2011 年 05 月 16 日
大きな地震が発生すると家屋が倒壊し、下敷きになることがあります。
また、家屋の倒壊にいたらない場合でも、家具の転倒やガラスの破損、冷蔵庫の移動などが起きることがあり、地震発生時のケガは、転倒した家具や散乱した食器によるもの、振動で飛んできたテレビや電子レンジ等とぶつかったりすることによるものが多くあります。
壁の桟と家具の桟をＬ型金物で固定しましょう
家具を固定する一般的な方法は、Ｌ型金物を使用して壁に木ネジ等で留めるものです。
ただし、どこを留めてもよいのではありません。壁の桟と家具の桟等を直角に固定します。
壁側はボードの厚みを考慮し、長めの木ネジ等を使用しましょう。
２段式などの積み重ね家具は忘れずに上下も連結しましょう。
冷蔵庫やテレビ・レンジも固定しましょう
冷蔵庫等の大型家電はキャスターが付いているものがあり、大きな地震の際は動き出すことがあります。キャスターを固定するか専用器具で固定しましょう。
テレビや電子レンジを置き台に乗せて使用している場合は、台と本体を専用器具や専用バンド等で固定しましょう。さらに壁と固定するとなお良いでしょう。