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台風、風水害に備えましょう

更新日: 2011 年 05 月 16 日

9月、10月は台風が多く発生することが予想されます。

気象庁では台風の中心が東北六県のいずれかの気象台から300km以内に入った場合、「東北地方に接近した台風」と定義しています。1999年からの10年間の統計によると、東北地方に接近した台風は9月が9回と最も多くなっています。

台風が来る前に家屋や周辺の環境をもう一度点検しましょう。

台風が来る前の備え

台風が来る前に、次のことを確認しましょう。

○屋外の備え
・窓や雨戸はしっかりカギをかける。必要に応じ、外から板を打ち付け補強する。
・庭木は支柱をたてて保護したり、塀を補強したりする。
・側溝や排水口を掃除して、水はけを良くする。
・テレビアンテナはステー線や支柱を確認し、補強する。
・風で飛ばされそうなゴミ箱や小石、植木鉢などは飛ばされないように固定する。

○屋内の備え
・割れたときのガラスの飛散を防ぐためにガラス窓にテープを貼る。外からの飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろす。
・非常持出品、非常備蓄品を点検しておく。
・指定されている避難場所への避難経路を確認する。

台風接近時の注意

台風が近づいてきたときは、次のことに注意しましょう。

○情報の確認
・台風が近づいてきたら、気象台発表の台風情報等をテレビ・ラジオ等で確認する。
・早めに、再度家の周りの安全を確かめる。

○安全確保
・雨で増水した小川や側溝、冠水した道路などの危険な場所には近づかない。

○吹き返しに注意
・初めの強い風が弱まっても、再び吹き返しがやってきます。一時的に風が弱まったからといって、屋根の上にあがったり、家の周りを歩いたりすることは危険です。

○火災に注意
・台風のときは、フェーン現象により火災が発生しやすくなります。ガスやローソクなど火の取り扱いに十分注意しましょう。