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振り込む前に、まず相談

「振り込め詐欺」が急増しています

 一番多い消費生活相談の内容は、数年前から「振り込め詐欺」が目立って多くなっています。種類や名目、内容は異なっていますが、中・高生から高齢者の皆さんまで、ほとんどの家で迷惑を被っているようです。
 中・高生から若い社会人の皆さんへは携帯電話やパソコンのメールから、それ以外の方々には固定電話やはがき、封書などの郵便で振り込みの請求が行われています。
 新聞やニュースなどで報道され、「わたしだけは大丈夫」と思っていても、その場になると慌ててしまい、被害に遭ってしまったという事例も数多くあります。絶対にだまされないよう、振り込め詐欺の手口を知っておきましょう。

振り込め詐欺の名目や手口

●パソコンや携帯電話でアダルトサイトのトップ画面をクリックしただけで、入金手続きが完了したとの名目
 すぐに画面に表示されたり、後日表示されたりして請求されます。中・高生から若い社会人に多く見られます。

●会社のお金を使い込んだとの名目

●交通事故の示談名目

●妊娠中絶などの手術名目
 固定電話などで本人に成りすまし、泣きながら懇願したり、弁護士や警察官に成りすまして、お宅の子どもが、孫が、ご主人が、奥さんが・・・というように請求されます。中高年の皆さんが多く狙われています。

●借金返済の名目

●民事訴訟最終通告書の名目
 はがきや封書で「万が一、身に覚えが無い場合は早急にご連絡ください」などと記載され、指定の電話へ連絡することにより送金が請求されます。年齢に関係なく多くなっています。

●口座振替の再提出依頼の名目
 銀行の手違いで通帳を作り直すことになったので、口座番号などを記入して送付するよう請求されます。年齢に関係なく多くなっています。

 以上のような名目で請求されることが多いようですが、だまされないためには、まず「本当かな?」と冷静に考えてみることです。
 メールなどの場合は、「開いてしまった」「ちょっと見てしまった」とあきらめてしまわないことです。そして何よりも興味本位でアクセスしないことです。お金を振り込む前に、まず町の消費生活相談窓口や警察などにご相談ください。

そのほかの相談事例から

●クレジットカード
 あなたのお子さんはクレジットカードやキャッシュカードがどんなに恐ろしいものか知っていますか。若い人の中で、友人や知人にだまされてカードを作って渡し、限度額まで使われて何百万円もの請求や給料の差し押さえの通知が届いて困っている方が増加しています。
 カードの債務は、その名義者が支払うものです。カードを他人に渡すことは、「私がすべて支払います」ということです。ご家族で十分に話し合いましょう。

●マルチ商法
 この商法は誰かを勧誘することにより、本人にバックマージンが入るシステムです。学生時代の友人や友達になりたいという異性から呼び出され、断りきれずに入会、高額商品を購入の上、友人や知人を勧誘しなければならなくなります。教えられたとおり勧誘しますが、みんなに断られ、商品と借金だけが残ります。
 また、虚偽説明や相手を困らせたりするような勧誘は、末端の勧誘者も処罰の対象になります。

●賃貸アパートの原状回復
 アパートの退居時に、目立った汚れや破損が見られないにもかかわらず、原状回復の名目で修繕料を請求された事例があります。通常の使い方や住み方で劣化した場合の原状回復の費用は家賃に含まれていますので、借り主の負担ではありません。
 問題が生じないようにするためには、入居時に写真を撮っておき、退居時に貸し主に見せ、確認させることです。それでも解決できないときは「少額訴訟」を検討しましょう。勝訴している事例も数多くあります。
※少額訴訟とは、60万円以下の金銭の支払いを求める簡単な裁判制度で、費用は1万円以内、1日で判決が出されます。

●海外宝くじ
 「海外の高額宝くじに当たる権利者に当選したので、2000円を振り込むと億単位の賞金が当たる」というような航空郵便が届き、何度振り込んでも当たらないとの苦情が寄せられています。ほとんどが詐欺です。また国内で海外の宝くじを買うことは、法律で禁じられています。

●悪質なヤミ金融
 ヤミ金融業者は個人情報を悪用し、どこからもお金を借りることができなくなって困っている人たちを狙ってきます。登録業者だから安心、安全ではありません。犯罪行為です。金利は教えずに、あるいは低金利と偽って近づき、架空の会社名を名乗って個人名義の口座に振り込ませた事例もあります。

消費者トラブルのご相談は

役場/町民生活課・消費生活相談窓口 tel33−2114