重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けるために、医療と介護等のサービスが包括的・継続的に提供される多種連携の仕組みづくりが求められております。
遠田郡における医療介護関係者が、在宅医療・介護連携体制の現状と方向性についての共通理解を深めるとともに、多職種連携における自身の役割を確認し、在宅医療・介護連携体制構築を推進していくことを目指していくことを目的として、遠田郡内の医療及び介護従事者の皆さんを対象として研修会を開催しました。
当日は120人を越える対象者の皆さんに参加いただき、各職種を代表する方々によるパネルディスカッションを聴いた後、グループ毎に分かれたワークショップでは様々な意見が飛び交いました。
主催 美里町在宅医療・介護連携推進会議、涌谷町在宅医療・介護連携推進協議会、遠田郡医師会、宮城県北部保健福祉事務所
後援 大崎地区地域医療対策委員会、大崎歯科医師会、大崎薬剤師会、宮城県看護協会、宮城県ケアマネジャー協会
一般社団法人宮城県理学療法士会、一般社団法人宮城県作業療法士会、宮城県言語聴覚士会、大崎栄養士会、宮城県社会福祉士会
「多職種で支える退院から見取りまで〜サービス担当者会議をとおして考える〜」をテーマとして各職種を代表したパネリストがファシリテーターである戸田 愼治 氏の進行により、仮想の事例を元にして様々な意見を出し合いました。
【パネリスト】
病院医師:涌谷町国民健康保険病院 院長 新田 篤 氏
訪問診療医師:やまと在宅診療所大崎 院長 大蔵 暢 氏
病院連携室:涌谷町国民健康保険病院 主任看護師 新田 仁美 氏
介護支援専門員:JAみどりのふれ愛福祉センター小牛田 千葉 久美 氏
訪問看護師:こごた訪問看護ステーション 所長 伊藤 恵 氏
薬剤師:アサヒ薬局 部長 布施 秀晃 氏
行政:美里町地域包括支援センター 社会福祉士 横山 太一 氏
ファシリテーター:戸田歯科医院 院長 戸田 愼治 氏
パネルディスカッションの後、参加者が20グループに分かれてワークショップを実施しました。
ワークショップでは、パネルディスカッションの感想のほか、病院から在宅に戻る際などのサービス移行期の連携で困っていること、多職種に期待することなどを話し合い、最後にグループの所感について発表しました。
※当日参加された方のアンケート及び意見等についてはこちらをご覧ください(20KB)
◆問い合わせ先 美里町地域包括支援センター(長寿支援課内) 電話:0229-32-2944